この日に立ち会えるとは思わなかった。
むしろ「最後の日」が来るとも思っていなかった。
なんだかんだでずっと存在し続けてくれるものと考えていたから。
最初にこの地に降り立った「彼」から数えてこの大陸は俺が四人目。
一番長くいたのは「彼」の息子。
その次が俺になるのだろうけど、やはり「彼」がいてくれたから俺が此処にいるわけで。
繋いできた魂は途中で途切れ、最後の俺で1126日。
同じ魂を繋いでいたのならが一体何日になったのか。
「彼」が繋いだ縁は未だ途切れず繋がるものも多い。
段々と繋がる縁は薄くなってしまったけれど。
もしまだ縁を繋いでくれるという人がいるのならば。
こっそりコメントで小窓の鍵でも置いて行っていただけたのならば幸いです。
…本当は俺の方がこっそり置いてこようかとも考えていたのだけど、時間と気力と体力が、ね。っていうのは言い訳に過ぎないのだけど。
「いつかやりたい」と言っていた事はほとんどできずにこの世界が終わってしまう。
…残念だな。
とはいえ、告知されてから動けなかったのは俺だから、自業自得。
最後までぐだぐだしていたなぁ、と。
えぇと、結局何が言いたかったのかと言いますと。
「今までありがとうございました」
「皆大好きだ!」
って事。簡単にまとめすぎましたけど。
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